清和園とは

特別養護老人ホーム清和園は、昭和59年4月に白糠町立の特別養護老人ホーム(入所50床)として開設されました。平成5年にショートステイ(6床)と老人デイサービスセンターを開設しました。 その後、平成20年4月、白糠町から社会福祉法人孝仁会へと運営が引き継がれました。
老朽化が著しいことから、隣接地に確保していた土地を利用して改築する必要があるだろうと考えているなか、平成23年に東日本大震災が起こりました。清和園は津波浸水予測(ハザードマップ)の浸水域に立地しており水没の危険性もあることから、利用される方の安全が図れないとの判断になりました。これを機に白糠町と協議を重ね、高台移転を行うことになりました。  
施設の老朽化、多床室での運営とかなり無理をして使用しておりましたが、あわせて白糠町内の特別養護老人ホームをお待ちしている方を少しでも減らすことができるように入所22床・ショートステイ2床を増床しました。  
地域に密着した多機能サービスを提供できるよう、新たに居宅介護支援事業所「清和園ケアプラン企画センター」を併設し、平成28年11月1日、全室個室ユニット型の特別養護老人ホーム清和園での運営を開始しました。  
新しい場所は標高35メートルの丘の上で、居室の窓からは白糠町と海が一望できる自然溢れた美しい立地です。

施設長挨拶 星川 学

日本の高齢者人口は年々増加を続けています。白糠町においても、釧路管内では一番高い高齢化率で、急速な高齢化が進んでいます。そのような中、介護施設の需要は高まる一方であり、今も多くの方々が入所を希望されながら待機を余儀なくされているのが現状です。
 しかしながら実際には、少しでも元気で長く住み慣れた自宅で過ごしたいと思っている高齢者がほとんどです。ご家族においても、ご自宅で愛情あふれる介護をもって支え続けることは非常に大変なことです。さらには、たくさんの介護施設、様々な料金体系と、施設を選ぶことすら困難であると伺います。そのような時には、どうぞご相談ください。特養とデイサービス・ショートステイ、居宅介護支援事業所の様々な専門職を有する清和園のスタッフが、町内の様々なサービスを上手く組み合わせ、ご自宅での生活を続けられるサポートを致します。
 また、ご自宅での生活が難しくなった場合には、清和園の温かくそして家庭的はやさしさあふれる雰囲気の中で過ごしてください。そして看取りのときまで親身にケアさせていただきます。 
 白糠町の地域住民にこれからも愛され続けられる施設として、常にケアの質向上を目指していきます。

会社概要

設立 平成28年10月30日 新築移転
住所 白糠郡白糠町和天別100番地1
電話番号 01547-2-3200
FAX番号 01547-2-3213
メールアドレス seiwaen@k-yuwakai.or.jp
施設定員 長期入所   72名
短期入所   8名
デイサービス 40名
設備

全室ユニット型個室3階建
機械浴槽(ストレッチャー入浴 車椅子入浴)
個人浴槽 (入所/各ユニット)
機能訓練室(デイサービス)
理美容室
交流ホール(どなたでもご利用になれます)

部署紹介

入所
全室個室に変わり個別ユニットケアができるようになりました。
ユニットが7つあり各ユニット10名と12名の入所者様が72名暮らせる様になりましたが、今まで以上より良いサービスが提供できる様頑張ります。
利用者様個人のプライバシーの保護を重視し個々にあった当たり前の暮らしが送れる、皆様が笑顔で心穏やかに利用者様らしい生活を送れる様介護職員が対応していきます。
ショートステイ
福寿草ユニットは、ショートステイ(短期利用)の専門等棟となっており、ご利用の際にはウエルカムドリンクとしてお飲み物をサービスさせていただいております。
リビングルームには2人掛けと3人掛けのソファーもあり、ゆっくりと快適にお過ごしいただけます。
これからも過ごしやすさを重視し努力してまいりますので皆様のご来訪、職員一同こころよりお待ちしております。
デイサービス
デイサービスは、利用者様が通所され、まったりと楽しんで過ごして頂ける様に、広々とした空間となっています。
新しいデイサービスは、利用者様が楽しんで1日を過ごすというコンセプトで、リハビリマシーン4台と歩行する器械 “トレッドミル”を導入しています。またスロットマシーンとパチンコ台を導入し、認知機能の低下予防や手足のリハビリも合わせて行うことが出来る様になっています。以前から行っているマッサージ師の施術に加え“ウォーターベッド”というマッサージ機も導入し、身体の痛みの緩和や疲労回復にとても役立っています。
また浴室が男女の2か所になり、広々とゆったり、リラックスしながら入浴して頂けるようになりました。新しいデイサービスをぜひ一度見学に来て下さい。お待ちしております。
機能訓練
11月1日より新施設に移転し、機能訓練面としては、大きな変化であるユニット型となることで、小集団でのレクや体操の実施、職員への伝達のしやすさが期待できると思っています。また、以前よりも利用者様やご家族様、多職種との関わりが深くなるため、今後は、よりたくさんの意見を交わすことで訓練への意欲や効果に繋げていきたいと考えています。まずは、職員一同、心機一転し、新しい清和園を盛り上げていけるよう頑張っていきたいと思いますので、今後とも、よろしくお願い致します。
栄養科
栄養課は、管理栄養士1名、調理師・調理員8名で構成されています。
 今回からは、利用者様の食を取り巻く環境が大きく変わりました。ひとつは、給食がセンター化され、星が浦のセントラルキッチンからの食事配送がスタートしました。もうひとつは、11月に新築の施設へ移転し、従来の大食堂からユニット式の食堂へと変わり、ご家庭にいるような、ゆったりくつろいだ環境の中でお食事を楽しんで頂けるようになりました。各ユニットで思考を凝らした食環境の演出もこれからの楽しみになっていきます。
 普段の食事と季節ごとの行事食は、セントラルキッチンから提供され、毎月開催される、お誕生日会には、清和園の栄養課独自で考案し、『見て楽しむ』『食べて楽しむ』そんな食事提供が出来るよう努めていきたいと思っております。
 併せて、毎日を元気に過ごして頂けるよう、利用者様お一人おひとりの栄養ケアの充実も更に図り、職員自身も常に向上心と誇りを持って仕事に臨んでいきます。  ご来園された際には、厨房内の様子をガラス越しに見学ができますので、ぜひお立ち寄り下さい。
医務室
目標
1  職員全体で勉強会を重ね、急変時に、スムーズに対応が出来るようにしていきます。
2  日々、当たり前と思っていたケアを見直し、よりよいケアに繋がるように、看護面での提案と助言を行い、ご利用者様に、安全安楽に過ごして頂けるよ うに努めます。
3  看取りを希望される方が、安心して最期を迎えられるような環境作りを行います。

具体的な取り組み
1  計画的に研修会を実施し、職員全員で今まで以上に安心・安全に対応していきます。
2  ご利用者様が当たり前の生活が送れるように十分な状態観察を行います。
3  ご利用者様が安らかに最期を迎えられるように、ご家族様と共に、ケアに携わって頂き、一緒に最期が迎えられるようにしていきます。

 今年の看護師の重点目標は、『職員を始め、面会時の手指アルコール消毒、マスクの着用の徹底』を目標に、感染予防に務めます。昨年、風邪の大流行があった為、職員各位が、体調管理に努めるようさらなる啓発していきたいと思っています。
ケアマネジャー
ケアマネジャーとは、正式名称を「介護支援専門員」といいます。 施設のケアマネジャーの仕事内容は、多岐にわたりますが、主に下記のような仕事をしています。

入所者様や、そのご家族様の介護相談
ケアプラン(施設サービス計画書)の作成
要介護認定の書類作成代行

入所者様とそのご家族の要望から、どのような支援がその人に最も必要なのかを、施設にいる様々な専門職やご家族様との連携をとりながら、入所者様がよりよく生活できるための全面的なサポートを行っています。 新施設に移り、現在2名のケアマネジャーが2階スタッフルームに常駐しており、機能訓練指導員とともに3名で業務にあたっています。 ご家族様が面会に来られた際には、日々の生活の様子などをお伝えしたいと思っておりますので、お気軽にお声をかけて下さい。
相談員
 入所者様・ご家族様とたくさん関わり、少しでも希望が叶うに努力いたします。
1  入院されて居る方の状態確認や退院調整
2  受診の付き添い
3  長期入所申込受付対応
4  短期入所利用の調整
5  短期入所、通所介護間の連絡調整等
6  短期入所、通所介護契約訪問
7  関係機関との連絡調整
等々です。
今後も入所されている皆様・ご家族様とコミュニケーションを図っていきたいと思っています。入所されていて困ったことがあったら遠慮なく申し出て欲しいと思います。

写真ギャラリー

関連情報

上へ戻る